海外FXのスプレッドが広い理由と広い時の対策

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「海外FX業者のスプレッドってなぜ広いのですか?」
「国内FX業者のスプレッドってなぜ狭いのですか?」
「海外FXの広いスプレッドをできるだけ狭くするためにはどうすれば良いでしょうか?」

海外FXトレードを検討している人、利用している人にとって頭の痛い話は「海外FXのスプレッドは広い」ということに尽きます。では、海外FXのスプレッドは、なぜ広いのか?その理由と少しでも海外FXのスプレッドを狭くする方法を丁寧に解説します。

海外FX業者のスプレッドはなぜ広いのか?

国内FX業者と海外FX業者のスプレッドを比較すると

米ドル/円、ユーロ/米ドルで

  • 国内FX業者:固定スプレッド 0.2pips~0.5pips
  • 海外FX業者:変動スプレッド 0.8pips~1.5pips

ぐらいのスプレッドの差があります。

国内FX業者の「原則固定0.2銭」なんてサービスに慣れている投資家からすれば、海外FX業者のスプレッドは、かなり「広い」「広すぎる」と感じる方も少なくありません。

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では、なぜ、海外FX業者のスプレッドは広いのでしょうか?

答えは

海外FX業者は「呑み取引」をしていないから

です。(すべての海外FX業者というわけではありません。)

国内FX業者は「DD取引(相対取引・店頭取引・呑み取引)」を採用しています。

国内FX業者が胴元となって「投資家の注文を呑む」取引方法です。

  • 投資家が負ければ → 国内FX業者の利益
  • 投資家が勝てば  → 国内FX業者の損失

という仕組みです。

0.2銭というスプレッドだけが国内FX業者の収益だとしたら、1,000万円のトレードがあっても、国内FX業者の手数料収益は200円にしかなりません。全然儲からないのです。

国内FX業者は「スプレッドで稼ごう」なんて、毛頭考えておらず、「負けやすいカモ投資家を増やして稼ごう」と考えているのです。

だからこそ、国内FX業者は

  • 初心者投資家にわかりやすい取引ツール
  • 初心者投資家が使いやすい自動売買ツール
  • 初心者投資家にわかりやすいサービス設計

を心がけているのです。

「ガンガン勝てる上級者の投資家はいらない」「負けやすい初心者の投資家が欲しい」というのが国内FX業者の本音です。

海外FX業者は「NDD取引(電子取引所取引)」を採用しています。

海外FX業者の場合は、投資家の注文をそのままリクイディティプロバイダー(銀行など)に流すだけの仲介者としてのお仕事です。

そのため、海外FX業者の場合は

  • スプレッドの上乗せ(取引手数料がない口座の場合)
  • 取引手数料(取引手数料がある口座の場合)

がメインの収益です。

  • 投資家の取引量が上がれば、海外FX業者の収益は多くなる
  • 投資家の取引量が少なければ、海外FX業者の収益は少ない

「スプレッドの上乗せ」「取引手数料」しか収益の手段がないのですから、当然、ある程度の手数料設定にしておかなければ、経営が成り立ちません。この手数料で、人件費やオフィスの家賃、広告宣伝費などを賄わなければならないからです。

その結果として、海外FX業者のスプレッドは広がってしまうのです。

海外FX業者は、取引量が増えないと収益が増えないため、「取引量が多い上級者投資家が欲しい」「取引量が少ない初心者投資家よりも、取引量が多い投資家を優遇したい」と考えます。

結果として

  • 大口投資家が使いやすい取引ツール
  • 投資する選択肢を増やす商品ラインナップ
  • 投資家が積極的にトレードしたくなるボーナス
  • 投資家が積極的にトレードしたくなる分析情報

の提供を心がけているのです。

負けいやすい初心者投資家を重視する国内FX業者
取引量が多い大口投資家を重視する海外FX業者

という違いが鮮明になるのです。

国内FX業者と海外FX業者では、取引方法・収益の取り方が違うため、それがスプレッドの差となって表面化しているのです。

海外FX業者のスプレッドが広いときの対策

1.利用している海外FX業者の上位の口座に移行する

海外FX業者は、複数の口座タイプを用意しているのが一般的です。

  • 初心者向け口座(マイクロ口座、ミニマム口座、ビギナー口座)
  • 一般向け口座(スタンダード口座、レギュラー口座)
  • 上級者向け口座(プロ口座、VIP口座、ECN口座、ノースプレッド口座)

上位の口座ほど、スプレッドが狭く設定されている形になります。(その分、最低入金額や最低取引量が高く設定されています。)

  • 「初心者向け口座」を利用しているのであれば「一般向け口座」に
  • 「一般向け口座」を利用しているのであれば「上級者向け口座」に

口座を移行することで、スプレッドが狭くなります。

2.スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶ

「スプレッドが広い」「スプレッドが広すぎる」と感じたら、使っている海外FX業者が悪い可能性もあります。

とくにボーナスなどが手厚い海外FX業者は、スプレッドが広い傾向があり、ボーナスがない海外FX業者の方がスプレッドが狭くなります。

スプレッドが狭い海外FX業者への移行で、スプレッドを狭くすることができます。

スプレッド比較

スプレッドが狭い海外FX業者

  1. TitanFX
  2. AXIORY
  3. TRADEVIEW

3.取引手数料が有料の口座に移行する

海外FX業者は、複数の口座タイプを用意しているのが一般的です。

  • スプレッドが広い・取引手数料無料の口座
  • スプレッドが狭い・取引手数料有料の口座(ECN口座、ノースプレッド口座、プロ口座、VIP口座)

がある海外FX業者も少なくありません。

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「スプレッドが狭い分、取引手数料が発生したら意味がないのでは?」

と思う方も多いかと思いますが、

取引手数料をスプレッド換算して、合計したトレードコストを比較すると、ほとんどの海外FX口座で

「スプレッドが狭い・取引手数料有料の口座」の方が「スプレッドが広い・取引手数料無料の口座」よりも、トレードコスト(スプレッド+取引手数料)が安い

ことになります。

同じ海外FX業者でも、「スプレッドが狭い・取引手数料有料の口座」に切り替えた方がスプレッドは狭く、トレードコストも安くなるのです。

4.トレードスタイルを長期投資に変える

スプレッドが広いと収益が落ちるのは、1回のトレードの勝ち幅が狭い短期売買です。

  • スキャルピング → デイトレード
  • デイトレード → スイングトレード

と、トレードスタイルをやや長くポジションを保有して、1回のトレードの勝ち幅を広げる形を取ると、スプレッドの広さの収益への影響が軽微になります。

トレードスタイルの変更も、スプレッドが広いダメージを抑える一つの選択肢となります。

5.キャッシュバックやポイントなどを有効に活用する

海外FX業者は

  • キャッシュバック
  • 取引ボーナス
  • ポイントプログラム

という形で、取引量に応じて「現金」「ボーナス」を還元してくれるサービスを展開しています。

取引量に応じて「現金」「ボーナス」が還元される = 実質的にスプレッドが狭くなる

ことを意味します。

キャッシュバック、取引ボーナス、ポイントプログラムを採用している海外FX業者を検討するのも一つの方法です。

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