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主催イベント

ASNET主催 映画シンポジウム「アジアを知る―『ガイサンシー<蓋山西>とその姉妹たち』上映会&班忠義監督講演会―」

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ASNET主催 映画シンポジウム「アジアを知る―『ガイサンシー<蓋山西>とその姉妹たち』上映会&班忠義監督講演会―」を開催いたします。

予約不要・入場無料です。ふるってご参加ください。

 

日時 2020年1月28日(火)18:00~20:30(17:30開場)
会場 東京大学本郷キャンパス山上会館 大会議室
上映作品 『ガイサンシーとその姉妹たち』

班忠義監督、(株)シグロ製作・配給、2007年

上映時間 80分
講演者 班忠義監督
作品内容

(公式HPより)

山西省一の美人を意味する「蓋山西(ガイサンシー)」と呼ばれた、侯冬娥(コウトウガ)。
その呼び名は、彼女の容姿のことだけでなく、同じ境遇に置かれた幼い“姉妹たち”を、自らの身を挺してまで守ろうとした、彼女の優しい心根に対してつけられたものであり、その後の彼女の人生の悲惨を想ってのものだった。「蓋山西(ガイサンシー)」という名は、やがて山西省の人びとの間で、人間の尊厳を表す言葉となる。
この映画は、班忠義監督が9年の歳月をかけ、中国の大地に侯冬娥(コウトウガ)と、運命を同じくした女性たちの姿を追い続けたドキュメンタリーである。幼くして人生の全てを奪われた女性たちの現在の記録であり、同時に、私たちの明日に向けて語られる物語である。
監督のことば

(公式HPより)

1992年東京のある集会で、日中戦争当時旧日本軍から性暴力を受けたという中国人女性の証言と身体に残された傷跡に、私は衝撃を受けた。ある日本人残留婦人との出会いから戦争問題に関心を持ってきた私は、95年国会での 「不戦決議」の戦争認識に危機感を持ち、日中戦争の事実を知るため山西省の黄土高原に広がる貧しい農村に足を踏み入れた。しかし私の会いたかった「蓋山西(ガイサンシー)」と呼ばれた女性は、すでに自ら命を絶ってこの世を去っていた。


それから10年、毎年山西省を訪れ、蓋山西と同じように性暴力を受けた女性達と関わっていく過程で、当時の体験を思い出す恐怖でときに体を震わせながら、彼女達は一生懸命カメラを通して私に訴えはじめた。戦後も半世紀以上差別や貧困、病気、恐怖のために明らかに出来なかった自らの過去に彼女達ははじめて向き合い、怒り、悲しみ、悔しさを語った。その後取材を通して出会った元日本兵は、加害の事実にある方は淡々と、ある方は悔悟の涙を流して向き合ってくれた。


戦争体験を伝えること、国を越えてそれを共有することは、戦後60年も過ぎて難しいことだ。しかしだからこそ二度と悲惨な戦争を繰り返さないために、想像力を持ってお互いに歴史に向き合う、平和を守ろうとする人達とその協同作業を一緒にしていくのが、20年近く日中を行き来してきた私に出来る事だと思っている。

公式HP http://www.cine.co.jp/gaishanxi/ ((株)シグロHP内)
主催 東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク(ASNET)
共催 科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究(代表:長沢栄治)